こんな私でいいのかな…【2】
なんか大変そうになってきた。

雄ちゃんに額を触られたり脈を計られたり…。

「熱高いし、脈も早いな…。」

「さっき薬飲んだから大丈夫」

「何時間前の話してるんだよ!」

少し強く言われた…

「持って来ました」

実祐ちゃんが入ってきて体温計を雄ちゃんに渡した。

「熱、測るな」

そう言われ耳に体温計を当てられた。

「39.2か…。」

凄く難しい顔をしている。

「理帆、少し強い薬使うから吐き気するけどすぐ熱下がるからな。」

小さく頷いた。

そして、雄ちゃんと実祐ちゃんは出て行った。
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