私はペットです。雌犬です。
「…好き…」
「心菜?顔赤いよ?ご主人様の顔でも浮かんだの?」
うわぁー…
顔…熱い!
自覚したとたん、コレですか?!
「どどどうしよう!もう、顔見れない!」
「それは、無理でしょ?一緒に住んでるんだから」
それは、私が一番良くわかってる
「ってゆうか…ご主人様に恋していいの?」
ペットとご主人様には、越えてはいけない境界線とかないの?大丈夫なの?
「大丈夫じゃない?ってゆうか、心菜の話を聞いた感じでは…ご主人様の心菜に対する評価は、結構高いと思うけどな?」
「評価?」
「つまり、好きレベル」
自信満々で、人差し指を立てて私に告げた菊香
「そ、そんなわけないよ?」
「むしろ、私は両想いだと思います」
あはっ
菊香ったら冗談ばっかりー
あり得ないよ、あり得ない
だって、私は優さんのただのペットだもん