とけないゆき
「そんなこというなよ。俺は、相沢のこと人としてもいい人だと思うし、好きだな。」





その「好き」がどんな意味だったのか



私は触れなかった。



「ありがとう。」






素直にドキドキする気持ちが消えないまま


いつもの坂に来た。



高野に会いたくない。


高野に会いたくない。



そんな気持ちだけが


幸せな気持ちと交差する。
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