決闘大会
ここは日本の稲空町。その公園で賑やかに戦闘ヒーローごっこをして遊ぶ子どもたちがいた。

(男の子)「この女は俺様がいただいた!!」

(女の子)「助けて〜誰か助けて〜!!」

1人の男の子が女の子の手を掴み連れ去ろうとしていた。その時!

(男の子2)「待てぇい!!」

突然戦闘ヒーローの仮面を被った男の子が現れて悪者役の男の子を呼び止めた。

(男の子1)「誰だお前は!?」

(男の子2)「俺は高峰逞(たくま)だ!!」

すると悪者役の男の子は女の子の手を放して戦闘ヒーローの仮面を被った男の子を指差した!

(男の子1)「おい!!そこブレイブマンだろ!!」

(逞)「あ………」

(女の子)「あはは、逞君自分の名前言っちゃったね。」

女の子がクスクスと笑っている姿を見て逞という少年は顔が赤くなっていった。

(逞)「いや〜ごめんよ!!歩君、沙那美ちゃん、もっかいしよ!?」

逞は歩という男の子と沙那美という女の子に頭を下げた。

(歩)「しょうがないな〜じゃもっかいするぞ!!」

(沙那美)「うん!!」

そして3人は戦闘ヒーローごっこを再開した。

この3人はまだ5歳の幼稚園児たち、だがこの中の高峰逞だけは変わった血筋を持っている。
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