先生と教官室2〜新しい道〜
先生が恥ずかしそうに左手で口元を抑えた瞬間、先生の横顔が目に入った。
やっと見せてくれた先生の顔は、いつの日か見た真っ赤な顔だった。
「……っっ、せんせっ!!」
「ちょ、何で泣くんだ?」
「だ、だって…っく」
先生は女心が解っているのかいないのか微妙だ。
普通好きな人からこんな事言われたら嬉しいでしょ?
それに、私達は普通の恋愛と違って不安が大きい分、嬉しさが大きいんだよ?
「とりあえず車乗れ、な?」
「っっは、い……」
泣きじゃくる私に焦りながら、先生は車のドアを開けてくれた。