一番星の愛情物語
嗣実さまは、自然といろはさまの手の平に頬を寄せた。


「分かりました……良かったら、どんな職種があるか、教えて下さい」


「はい。私的には、すぐ下の弟の職場が一番、気が楽だと思います」


会社を出ながら、嗣実さまが説明をしました。


「そうなんですか……」


「アーティスト事務所です。まだ開いて一年経ったばかりですから。それでも、人気グループはいるみたいで。……取り敢えず、お昼を食べに行きましょうか」


いろはさまは、静かに頷きました。


ホテルのランチ·デザートビュッフェに着いて、いろはさまは化粧室に行かれました。


それは女性週間が来てしまい、常備薬がない事に溜め息をついた所でした。


「強めなら、ロキソニン。弱めなら市販のブフリンがありますけど」
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