彼女を溺愛する俺
それからいつもより少し遅く時間をかけながら学校にいった。
速く歩いて真夏がこけたらダメだから。
そして門を通りそこで携帯で学校にかけた。
「えっ?電話するの?」
「当たり前。いきなり行って校長がいなかったら意味ねぇし」
「ぅん…そっかぁ…そぅだよね」
しゅんとする真夏
多分、不安なんだろう…
退学することは簡単じゃない。
理由も含め校長に言わなきゃなんねぇし
一番負担になる真夏を支えるのが今俺にできることだ…
俺はちょっとでも安心してもらいたいため…
片手で耳に携帯を当て、
もう片手で真夏の後頭部をグッと引き付け……
「んっ…ンン…!!」
甘いキスをおとした。