意地悪同期にさらわれました!
「…こんなイケメンにストッキングなんて買わせる女は世界中でお前だけだからな」
「何がイケメンよ。
早く行って」
「はいはい」
笑いながら出かけた彼をベッドから見送った後、私はシャワーを浴びようとトロトロとバスルームに向かった。
――――シャワーを浴びてから、髪を乾かそうとドライヤーを手にした時、棚の下段にある物にふと目がとまった。
………クレンジングクリーム。
「………」
入社して四年。
常に女性との噂が絶えなかった彼。
彼女がその間にいない方がおかしい。
分かってる。
だけど、その痕跡を目の当たりにすると、
……戸惑ってしまう。