意地悪同期にさらわれました!

俺達の怒声がフロアー中に響いていたらしい。

気付くと、あちこちの課から見物客が流れ込んできている。

……だから。
仕事しろって…。


「さっさと愛しの結婚相手の元へ戻りなさいよ。
アホ崎」

……ムカッ!!

「違う…っつってんだろ、ゴリ子」


「…はあ!?ゴリ子!?
可愛い猫に改名したでしょ!?
嘘ばっかり!!
あんたの言う事なんてみんな嘘よ!!
信じられない!!」

秋穂が泣きながら叫んだ。

やっぱり…、お前も…
俺を、信じては…くれないか?

無理なのか?

好きだと言っても
お前だけだと言っても
お前が欲しいと言っても

お前を…愛してる、と言っても…?






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