Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
7月22日 自棄感




 朝っぱらからハンパない自棄感です。寝不足と早すぎる夏バテとエロ期が重なったのか、もうどうでもいい。「もうどうでもいいって感じです今日」とか、職場に着くなり同僚に言ってる。けっこうめんどくさい仕事の日なんだけどな。パートに振る責任超えてるんだけど。給料UPしてくれ。

 「ボールペンも納品書も送状もなにもかも重い…」とかなんとか言いつつ、何度かぐったり作業台に突っ伏して面倒くさい荷物の発送作業を終了。そんな時に一人の社員さんが今日はおとなしいことに気づく。「どうしたんですか?疲れてますよね」「ええ…いろいろありまして、なんかやんなっちゃった。ちょっとヤバい感じです」

 「人生って孤独ですよね…」と呟く社員さんに、「まぁあなたはそういう星の下に生まれてますから、一生そんな感じですよ。孤独と苦労は付いて回りますから」と明るく答えてあげる。とりあえず、「アライさんに言ったんで、自分の中だけで全部背負ってたよりかは多少良くなると思います」と言われ、なんとなく世の中に居ていいような気になる。私の話はこれっぽっちも聞いていないが、しゃべって吐き出すことが大事だ。

 とはいえこの自棄感がそれで相殺になるはずはなく、今もどうでもいい感じ満載でキー叩いてる。だからといって別に苦痛でもないのだ。こういう気分の時は筆が進む。不意にサイコパスだった元彼のことを思い出した。アイツに遭った前後はこんな気分に良くなってた時期だったよな…。この「どうでもいい」気分のおかげでいいようにされてあれこれ壊されて、それでもその経験が莫大な肥やしになって振り返れば人生を彩っている。懐かしい思い出だ。二度と会いたくないが。








 
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