Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
2月15日 一人称主人公が変人の場合



 頭ガンガンに痛いがそれでも更新はするというのはデフォ。が、昨日は1Pが限度だった。とはいえ1000文字は書く。最近資料の分析が楽しくて、資料分析→エロ→考察→エロ→資料捏造→(ループ)という水面下では大変念の入ったものになっているが、作者以外誰が楽しいんだろう。まことしやかなリアル感に酔う。何度も言うが絶対に現実の法医学者には読んでほしくない。ほんとに見ないで欲しい。

 さて、資料分析は多分裕の趣味なんだと思う。なんだか何とか白書を読んでいる気にすらなってくる。大概の小説は変な人をフツーの人目線で書くという方法だが、今回の作品は全風景を「裕=変人」の目線で書かれているところが、ほんのりとドグラマグラ風味になっている気もする。優先順位も遠近感もどことなくおかしい。常識的な判断しない。裕は合理的なだけであって、常識的な判断とは言えない。

 合理的な判断と常識的な判断は、似ているし、同じところもあるが、全く違うところも多い。それは常識が合理性では割り切れないものを扱っているからであり、それを人間社会というのだろう。それを裕が判るわけがない。それでも母にも小島さんにも堺教授にも「ルーティンは大事」と同じ説教を食らって、それなりに事情を痛い目見てわかってきたところだろう。きっと若い頃の幸村さんも同じこと上司から言われてる。そうに決まってる。

 裕に脳みそ貸してると、屍体のグロ写真で多少恍惚感が出たり、計量カップで水飲んだりするようになるんですがなにか。




< 254 / 367 >

この作品をシェア

pagetop