3年分のキス






[これなんて、君に似合うと思うけどな]



忘れかけていた記憶が
今波のように押し寄せてくる

あの日の彼の言葉が頭をぐるぐるまわる


どうしていいのかわからなくて
ただただその場に立ち尽くした


気が付けば
まぶたを閉じた瞬間に涙が頬をつたっていた

気が付けば
淡いピンク色を抱きしめていた

気が付けば
彼の名前を叫び続けていた


想いが滝のように溢れだした






< 195 / 260 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop