敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
     ☆☆☆☆☆



翌日の日曜日も、梓は
どこか元気がなかった。



でもやはり、オレには
いたって普通だと主張する。



そして今日のオレはもう、
昨日みたいに問い詰め
ようとはしなかった。



正直、梓の態度に
ショックは隠せない。


だが、やみくもに『隠し事
しないで言えよ!』なんて
詰め寄ったって、どうにも
ならないだろう。


言えないからには、何か
それなりの理由があるのだ。



(オレだって、そうだったん
だからな……)


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