梶裕貴の憂鬱



…なーんてなッ♫

そんなことあるはずないって。…


「加藤さん。」

僕は口を尖らせてる
加藤さんに喋りかけた。

「今日は、ちゃんとおとなしくお留守番してて下さいよ!?家から出ちゃダメです。」

「えぇ~…」

加藤さんは嫌そうな顔をすると、
しばらく考えこんだ様子をみせて

「。。。わかったけど、早く返ってきてや‼」

といって、
冷蔵庫から
"おいしすぎる牛乳"を
出して
ガブ飲みした。


…よっしゃー♫今日は、久しぶりにいっぱい遊べるっ‼‼....


僕は鼻歌を歌いながら、
ジャケットをはおり、
いってきまーすと言って、
外に出た。


…がちゃん…




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