追憶〜逢いたい人へ〜
『あっ!勇(ゆう)〜。CD返ってきたんだ。借りてく?』

席が隣のこの男こそ私の好きな人…“古田 勇”


『マジで?!借りてくよ。サンキューな!』

勇は爽やかな笑顔でCDを受け取った。

そう。私は、勇との接点が欲しくて、毎月のお小遣いをすり減らし、勇の好きそうな曲をリサーチして買っていたのだ。


こうして、徐々に接点を作って努力した結果、私は勇とどんどん仲良くなっていった。

女子の中では一番仲が良いって言ってもいいくらいに…
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