キスはおとなの現実の【完】
「袴田さん、なにのみます? おれ、とってきますよ」

カズトさんが奥の酒屋スペースを指さしいった。

わたしはお酒にくわしくない。
わからないので、とりあえず缶ビールを注文する。

カズトさんは一瞬奥に引っこんで、すぐにもどってきた。

手には冷ケースからだしたばかりのきんきんに冷えたビールが数種類。

さすが酒屋さんである。
種類が豊富だ。
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