キスはおとなの現実の【完】
会社に帰ったあと、営業の報告のときも、大上先輩はわたしのせいだとはいわなかった。

たんに、交渉が難航している。
相手かたがなかなか色よい返事をしてくれない。
突破口はありそうだから、時間をかけてアプローチしていくと日誌に書いて報告をしていた。

わたしはもう一度大上先輩に謝罪をしたが、それでも責められることはなく、切りかえろ、気にするなという言葉が返ってくるだけだった。
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