半年記念日☆
美和ちゃんと卓と別れてから一人家路につく。



見上げた空には一番星。



半年前、あたしが瑛に告白した時のことをふと思い出す。



瑛のことは随分長いこと好きだったけど瑛には常に彼女が居て



珍しく2カ月も彼女がいない、っていう噂を聞いたあたしがダメもとで告白した。



あの時は綺麗な夕焼けが瑛の背後に広がっていて



「瑛が好きです。あたしと付き合ってください」



そう言ったあたしに瑛は優しく笑って「いいよ」って言ってくれたんだっけ。



瑛にとってはあたしなんてツナギに過ぎなかったのかもしれない。

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