君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~

素敵なプレゼント


時計は4時55分を指していた。


瞬夜とは4時半に別れて、今は家。



《ピーンポーン》



「はーい」



今、家にいるのは私だけ。

大きく返事をし、玄関を開けた。



「悠緋!」

『準備して来い』

「りょーかーい」



私は鞄と携帯を持ち、悠緋と一緒に家を出た。




< 43 / 209 >

この作品をシェア

pagetop