BE MY ANGEL
外に出てしまった人間は防衛大臣の息子だった。


20数年経っても一歩も外界に出れない、閉鎖的な世界に嫌気が差したのだろう。


息子といっても年は46歳だった。


チップの追跡機能を調べると、なんと彼はロボットに捕らえられていた。


しばらくすると自白剤を投与された。


これでノアの箱舟の内部のことがロボット側に知られてしまった。


しかしヒューマノイドについてはトップシークレットなので、博士やそれに従う少数の科学者しか詳細な情報は知らない。


自白した人間には用が無いらしく、首をはねられ殺された。


そして腕輪のチップを解析して戒に侵入しようとしたので、それはシャットアウトした。


ロボットは憎き敵だが、その欲望は単純明快で分かりやすかった。
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