††コトノハジメハ††
しばらくして、由美子は便箋を握りしめて涙を流していた。

わたしは居たたまれなくて、化粧室へ行こうとしたら由美子が…。

「(春)シュンちゃん読んでいいょ」
と由美子が手紙を差しだした。

どうやら私の事も書いてあるらしい。

席に戻り渡された手紙を読み始めた。


彼は由美子と出会う前にわたしの事が気になっていたこと…。

わたしに近づく為に、由美子の告白を受け入れ付き合いだしたこと…。



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