続ナイショなダーリン─証─

「抵抗、しないんだ?」


スイッチの入ったライト。
目の前まで迫って……


「ん……」


キス――



「似合ってる」


耳元で囁いた。

カァッ…


「けど……」


あたしの手首を押さえて、首紐に手をかける。


シュル―


「恥ずかしいっ」


「なんで?」


「や……だ…」


「クス……」


あたしきっと真っ赤だ。

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