続ナイショなダーリン─証─


「……ちょっ、嵐クン……」


様子がおかしい。

慌ててバスタオルで体を覆った。

見られ、ちゃった……?



「……っヒック……」


「なに……もしかしてっ」


嵐クン、お酒飲んじゃったんだ。

冷蔵庫の缶、日本語じゃなかった。



「……みくさんさあ……ッヒ……」


「お、落ち着いて嵐クン!」



あたしはとりあえず嵐クンをベッドまで連れて行った。

テーブルには空き缶が3つ。



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