秘密な彼氏
「気持ちいい?」

そう聞いてきた隆志に、
「――あっ、やあっ…」

私は答えることができない。

胸の先をイタズラしていた手は、下へと降りて行く。

「――濡れてる…」

そうささやいた隆志に、
「――んんっ、お湯で…」

私は言い返そうとした。

「こんなにもヌルヌルとしているのに?」

「――ああっ…」

もう立てない…。

「震えてるね、脚」

ささやくその声にも、躰は反応してしまう。

「ごめん、また元気になっちゃった」

「――んんっ…」

隆志の灼熱が、私の中に入ってきた。
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