秘密な彼氏
何でよー!?

見事に隆志に抱きしめられてしまった私は、ベッドから出ることができない。

「あやめを他の男のところに行かせたくないから」

他の男って…。

「心配しないで」

そう言った後、私は隆志の唇に軽くキスをした。

「私には、隆志だけだから」

「あやめー」

視界が暗くなった瞬間、隆志が頭からふとんをかぶったんだと言うことがわかった。

朝からまた…とは思っていても、もう少し一緒にいたいと思っているのは事実だ。

もうしばらくは、2人の世界で…って、遅刻しちゃうー!
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