バスケより一番に



「お待たせしました」


「うん。
じゃ、帰ろっか」


明日頑張って聞いてみればいっか。


そして私は霧谷君と学校を出た。


霧谷君が家まで送ってくれるらしく、最初は断ったが、また怒られてしまい送ってもらう事になった。


本当大丈夫なのに…



そんな事思っていた割には沢山話していた自分。


「もう家の前まで着いちゃった…」


「ですね」



もう遅いから早く帰した方がいいよね?


「今日はありがとね。
じゃ、バイバイ」



そして家に入ろうとした時



「ちょっと待って下さい」


「ん、どうしたの?」







「……俺、




水沢先輩の事好きになっちゃいました」


「……はい…?」


「だから覚悟しておいて下さいね」


するといきなり頬にキスされた。


「じゃっ」



「えっ…」





えぇーーーーーー!!!!!




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