愛は地球を救わない
目を閉じ、意識を飛ばそうとしたとき
「大丈夫か?」
目を開くとさっきの金髪男がいた。
間近で見ると、顔がキレイに整ってる。
世間で言うイケメンだ。
「・・・・・。」
私は無言を貫く。
どうせこの金髪男もすぐすればどこかに行く。
また目を閉じようとすると、手首を掴まれた。
「っ!?」
なんで掴むの!?
しかもさっき掴まれてめっちゃ痛いんですケド!!
よく見ると手首に真っ赤な手形がついていた。