愛は地球を救わない

冬だけど薄着にしたせいで手形がくっきりついていた。


「大丈夫か?」

再び問いかけてくる。


「・・・大丈夫。」


面倒くさいけど、答えなかったらもっと面倒くさそう。


「お前、こんな夜中にひとりで裏道に入るな。」


なんであんたがそんなこと言うわけ?


余計なお世話。


「関係ない。」


金髪男が舌打ちして、私の顔を睨んでくる。

眉間にシワを寄せてなにか言おうとしたとき、


♪〜♪〜


近くからジャカジャカ激しい音楽が鳴っている。


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大人になるまで 生きられない・・・・・ そう知ってしまったあの日から決めたこと。 桜の花が咲く日まで生きよう・・・・・ 毎年桜の花が見られるように。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 月光〜キミのために〜の陸の高校生時代の恋の話です。

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