戦国彼氏
「ほんじゃら今日泊めて♪」


「はぁぁあ!?駄目に決まってんだろ!!」


黙っていたはずの唯井新政が立ち上がる。


「えー。俺泊まるつもりで来たのに…」



初めて出会った人の家にいきなり泊まるやつがあるか!!


しかし慎くんは動こうとしない。



やべぇ。コイツまじで泊まる気だわ。


でも伊達政宗と一つ屋根の下で一緒にいられるなら……



そう思ったが、清ちんの視線を感じるので妄想は中断。




「…はぁ。わかったよ。俺の家に泊まればいいだろ。」


清ちんは頭をかきながら慎くんに言う。


「いいのか?」


「仕方ねぇだろ。」



清ちんの救世主ぶりは皆を助けた。


慎くんはご機嫌でペロペロキャンディーを舐めている。



「じゃあ俺もー。」


と唯井新政は手をあげる。


「はぁ!?」



「…僕も」


と那己くん。


「ぅえええ!?」




「なっ、那己くんが泊まるならウチも泊まるわ!!お市さんの家に!」


と里子ちゃん。


「えええ!?」



「ちょっとーぉ!お市は私のよ♪」



「ミネちゃんも!?」










………そんなこんなで皆でお泊まり会になった。(汗)



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