結婚→恋愛
颯斗を見ると颯斗も首をかしげていて…




優都さんの話の続きを待った。




「圭介が一回だけ、美琴ちゃんを家に連れてきてね。少し話してる間に美琴ちゃんがいなくなっちゃって…。圭介と探してたら、颯斗と一緒にいたんだよ」





あ…なんとなく…なんとなくだけど、思い出したかも…





昔、お父さんに連れられて、お城みたいな大きな家に連れてってもらったことがある。




探検してみたくなって庭みたいなところにでたら、男の子がいたんだ。





その子が颯斗…




「美琴ちゃんは思い出したみたいだね。それで驚いたんだよ、颯斗が笑ってたから」





確かに記憶の中の男の子と笑って話をした気がする。





「颯斗も思い出したようだね。その時、美琴ちゃんなら、颯斗を笑顔にしてくれるかもしれないって思ったんだ。案の定、颯斗は笑顔だしね」






そう言って颯斗を見た。
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