30才の初恋
それにしてもぐるじぃ、円香帯絞め過ぎだよ。




クラクラして来た。




「明日美、大丈夫か?」




大丈夫なんかじゃない、だど社員1500人の運命がかかってる。




いい加減な気持ちでは戦えない。




「向こうでじいちゃんが待ってる。振袖は雪子の指定だから、俺も何で振袖なのか分からない。」




雪子さんの考えてる事が、理解出来ない。




さっさと終わらせよう。



ベンツが高級料亭前に止まった。




もたついて上手く歩けないでいると、斗真が腕を出して来た。




「明日美、俺と腕を組めば歩き安いだろ。」




斗真に支えられて歩いた。



社員1500人の為に頑張ると決めた。




お店に入る前に自分に勝つを入れた。




大丈夫、私は一人じゃない。



斗真も藤川様もいるんだから、負けてたまるか!













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