アネハと詩織 〜嫉妬と悪魔と星空を添えて〜


そしてある日




休日練習で詩織が足首をくじいた



そして何故か高い熱の風邪もひいてた



そこで




保健室は開いてない



部長やら先輩方と話し合った結果


学校からチャリで10分程の我が家に連れてって寝かせておくって話になった



俺は一人暮らしで他の奴らの家は皆通いだから電車だったら車で送迎だのと遠いのだよ



そして昼休みにアネハはなんも知らずセブンから弁当を買ってくる



その途中




シャーーー





なんという不幸か




詩織と2ケツしてる俺と家の近くで遭遇



アネハは詩織の件は何も知らない



詩織は詩織で朦朧としてるせいか落ちないように全力で俺に腕を回してる





俺は漫画のようにアクエリアスを落としたアネハを確かに見た



そして俺の家に二人で入るのも確かに見られた





とりあえずベッド寝かして頭に雑巾乗せて部室に戻る



その頃部室では遅刻してきたカッパが偉大なる先輩によって戒めの儀式を行われていた



当時の映像あるから載せとくよ



そのおかげでアネハもそこまで落ちてはなかった



そしてアネハは先輩から状況を聞かされ納得



そしてアネハは帰りにこう言った


「カイさん家に詩織居るっしょ?お見舞い行くわ」




イカン あの弱った詩織に今アネハをけしかけたら悪化しかねねぇ




「いや、今日はそっとしといてやってくれ」




「えっ、だってカイさんも今日家帰るっしょ?」



「まぁ帰っけど一緒にいんのは最低限がいいばい、明日見舞いに来てやってくれ」



「えっ、あぁ・・・・」




なんとかアネハは追い返せた




そして家に帰った








そこで俺は目を疑った
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