桜嵐~嵐のような奴等~
母は静かに話し始めた。
どうやら、すべての始まりは私が8歳の時に事故に遭った時らしい。
私と2人の兄...つまり私達三つ子は、8歳の時に一緒に交通事故に遭い3人共記憶喪失になった。
そして元々病弱だった私は、事故のせいで更に体調を崩した。
なので医者であり、病院を運営している母親の妹のところで療養することになったんだとか。
...その母親の妹っていうのが、お母さんのことだったんだ。
それから記憶を失ったまま、お母さん達のことを本当の両親だと思って私は育ったってことか。
...でもなんで。
「なんで...今更その2人の兄と同じ学校に行かなきゃいけないの??」
母は困ったように笑った。