『好き』なんだよ…
その写真には、瑠花が誰か知らない男子としゃべっている写真だった…。
誰だ…?? この男子…??
「これが、証拠です…。信じてもらえますか?? 」
証拠まであって…沢村楓を信じられないなんて言えない…。
「……ごめんね。…まだ、100%は信じられない…。」
「…いいんです。あたしが勝手にやったことなんですから…。100%信じてもらおうなんて思ってないです…。」
「うん…。ごめんね…。」
「でも、困ったことがあったら、なんでも言ってくださいね…。」
沢村楓は俺に抱きついてきた。
俺は、どうもできなくてただ、沢村楓の背中を軽く触った。