私が好きになった男は私が嫌いなヤンキーでした。

「知ってることを全部教えな。杏佳」
『『長野美羽』は…』
「何?」

早く教えて!!
間に合わなくなる!

『『長野美羽』は、半年前に茜さんが引退した後に『舞蝶』に入りました』
「で?」

責めたくないけど、どうしても杏佳を責めてるような言い方しか出来ない。

『それで、2ヶ月前に辞めて行きました。本人の意思で…』

「…杏佳。今ソイツ何処にいる」

『どっかの男の所かと…「杏佳お前ふざけんなよ。お前その女が居る所知ってんだろう?お前の嘘をあたしが、見抜けないとでも思ったか」』

『…っ……。茜さん今何処に居ますか?』

「…家だけど……」
『だったら、今すぐ近くにいるので、すぐそちらに行きます』


「…わかった」

『それでわ…』
「ああ、じゃあ…ブチ」


パタン

「はい。由梨亜」

「あっ、ああ。聞けた?」

「いや。今から家来るって」


「はっ?」



「何」

…………ピンポーン


「はーい」

陽衣夏ちゃんが出迎えに行ったか…。

「あら~、杏佳ちゃんいらっしゃい!どうしたの?」
「お久しぶりです。あの茜さんは?」

「あっ、上に居るよ。上がりなよ」

「あっ、はい。お邪魔します」


それにしても本当に来るの早かったな…。

< 51 / 55 >

この作品をシェア

pagetop