私が好きになった男は私が嫌いなヤンキーでした。
「…茜さんが聞きたいのは『長野美羽』の事ですよね?」
「ああ」
「まず聞いていいですか?」
「…?」
何をだ?
「どうして『長野美羽』のことを聞くんですか?答えたくなかったら、答えなくっていいです」
「…何でって……、『長野美羽』があたしたちのことについて色々話した、張本人だから」
「……そうですか…」
「でっ?どこにいる」
「『黒龍』の『宍戸』って知ってますか?」
「知らない」
「…?」
「一応」
「俺も」
『黒龍』聞いたことないけど…。
どれぐらい強いんだ?
場合によっては、あたしと由梨亜の2人じゃ無理になる可能性もあるな…。
「つか『黒龍』って最近出てきた族だろ?」
「はい。結構前からあったらしいんですが、今の総長。つまり『宍戸』の代で勢力を強めてきたんです」
「…どのくらい強いの?」
「総力的には、龍神連合の2/3です」
以外に結構強いな…。
てか
「最近ってどれくらい最近なの?」
「茜さんたちが引退した後すぐですか?」