こちらミクモ探偵事務所2

「なっ!べ、別にお前のためじゃないからな!勘違いすんなよ!!」

「……」

状況が読めず、焔美はポカンとする。
すると、千津火が苦笑いしながら焔美に耳打ちをした。

「マウト兄ちゃんの優しさだよ。分かりにくいけど」

「あぁ!なるほどね」

「……」

唖然としながら眞宇人は二人を見つめた。
そんな焔美の頭にはハテナマークが浮かんでいる。

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