こちらミクモ探偵事務所2
すると、羽兎が紘哉のスーツの裾を引っ張った。
「ねぇ、紘哉さん。前みたいに録音してないの?」
「……してある」
「貸してくんない?」
紘哉はポケットからボイスレコーダーを取り出し、羽兎に渡す。
彼女はレコーダーを耳にくっつけ、内容を聞き始めた。
その間も霞は推理を続ける。
「アスピリンは偏頭痛薬に入ってたやつッスよ。
あんまりにも頭痛が酷かったんで、薬を使った。それだけッス」