その仮面、剥がさせていただきます!


傷つくことを恐れたあたしの足はここから一歩も動かない。


先に潜入した隊員もこんな気持ちだったのかなとしみじみ思う。


あの時はどこか、他人事~って感じだったけれど、いざ自分がとなればこんなにもビクつくものかと、改めて潜入に成功した隊員を尊敬した。


そう言えば、あたし王子のこと殆ど知らないんだよな……


それもこのビクついてる理由の一つ。


王子の噂はよく耳にするけど、実際に話したこともなければ、間近でお目にかかったことことすらない。


いったいどうやって責めればよいのやら……


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