レモンムスク


「私、匂いまでは気づきました、あなたの香水の。でも、まさかあの人じゃないだろうと思ってて…」





「は?…気づいてなかったのか?」

「はい。」


治樹があの彼なんじゃないかという疑問に
確定のピリオドを打ったのは
彼自身だった。




「ふっざけんなよお前ええええええええええ!!!!」
「へ!?!?!?!?!?」




治樹は酷く怒った。

自分が悪いんだよね?



私は…ただ見つめただけです。
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