月を狩る者狩られる者
そのまま一階に下りた私は、一階にある図書室に行って渡された資料を見ることにした。



昼まではまだまだ時間がある。

それに、やるはずだったことはもう必要なくなった。



私はハンターになってから毎日のように本部に通い、吸血鬼の事件をくまなく調べていた。


それは両親の仇である吸血鬼を探し出すため。




でももう探さなくてもいい。


だって、見つけたから。



私は資料を封筒から出して一通り机の上に並べた。


そしてはじめに写真を見る。

両手足と胸の辺りの拡大写真だ。
< 90 / 421 >

この作品をシェア

pagetop