【完】あたしが君を守るから






...それにしても。






「さっきから夏目、一言も喋ってないじゃん?」




腕組みをして、静かに瞼を閉じている姿が。




あ。これは、まさかのーっ??




「...もしかして、高いとこ苦手だったりして!!」




いつも強気な夏目が大人しいから、あたしのイジメたいって気持ちが出てくる。




手すりに掴まって、体を揺らす。




すると...、






「歩。座れ」





低くて落ち着いた声が響いた。





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