【完】あたしが君を守るから





でも、今日みたいに美咲さんがお休みの日は





すごく気持ちが軽くなる。





あたしって、最低だよね。




人がいないことを喜んでいるんだから。




ホント...最低だ。




ぐっと拳を握りしめる。






「...え?」





考えごとをしていて、気配に気付かなかった。





額には、冷たい温度。





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