【完】あたしが君を守るから
「藤堂歩...」
どう言えばいいのか分からなくて、結局普通通りにゆっくり言った。
「ア、ユム?」
カタコトで確かめるように発音するミシェルちゃん。
「そうそう!」
笑顔で頷く。
良かったぁ。
椿くんが名前って英単語を間違えてナーメって発音したのを覚えてて!
すると、小さく何か呟くとあたしを抱きしめた。
「わお...」
驚いて視線を向けるも、彼女は微笑んでいる。
椿くんよりも力は弱い。
妹ができたみたいで嬉しかった。