【完】あたしが君を守るから
あれは...15歳のときの、パーティ...。
美咲さんと初めて会った日の。
あたしは誰かを捜していて、会場から出て家の中へ入る。
そのまま、ベランダから書斎のドアを押そうとした。
「どうして?! どうして、未来[ミク]と悠[ユウ]くんからあの子を引き離したの?!」
女性の怒鳴り声が聞こえて、押す手を止めたんだ。
身を隠して、少しだけ押して中の様子を伺う。
血相を変えて睨んでいるのは...祥子さん...?