【完】あたしが君を守るから
夕方になり、そろそろ帰ることにした俺。
悠は外に出て、俺を見送ると言ってくれた。
久々の兄弟の時間で、少し話すことにした。
「なあ、お前何か仕事してんの?」
金持ちの世界にいた悠と未来さんが、あんなボロいアパートに暮らしている。
それほど収入はよくないはず。
「あぁ、してるよ。小さな会社だけど、やっと正社員になれてさ。未来は、赤ちゃんの世話で仕事ができる状況じゃないし」
スーパーねぇ。
正社員でも、一人で稼いだ金で二人を養うのは厳しいだろう。