【完】あたしが君を守るから





卒業式が終わり、学校に別れを告げる。




そしてついに、明日は承認式。





あたしの15歳のころの、あの記憶も思い出した。





今まで姫宮に仕掛けてきた犯人が分かったつもり。





でも、証拠がない。




明日はついに承認式。





犯人は必ず、椎を狙ってくるはず。




最後なんだから、きっちり椎を守り抜きたい。





だから、早めに犯人を捕まえたいのに...。





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