【完】あたしが君を守るから
さっき、不思議がられたときに正直に答えるべきだったかな...。
今からでも遅くない。
椎に、正直に話そう。
椎の部屋へと方向を変える。
「...で......ね」
椎の部屋に行く途中で、話し声が聞こえた。
ここは譲さんの書斎。
悪いことかもしれないけど、そっと聞き耳をたてる。
「そうだな。椎も、18になるのか...」
「そうよ。世代交代の時期なんだから」
譲さんと紀子さんの声。
仲の良い夫婦で良かった、良かった。