素顔の彼は御曹司!?


心配そうに見つめるちーちゃんに、あたしは何も返せない。


「とにかく、オレが行って謝ってくる」


リーダーは、上着を取ると、羽織りながら言った。


「待ってください!あたしも、行きます!」


「お前は、来なくていいよ。かえって、火に油を注ぐだけだから」


リーダーは、全くあたしを見ないで、部屋を出て行こうとした。


「待ってください!あたしに謝らせてください。土下座でも、何でもしますから」



そう言ったあたしに、リーダーはゆっくりと振り返った。



「分かった。そこまで言うなら、ついて来いよ」




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