私が恋愛しない理由。
Lonely princess






結局 なんかさみしいままで去ることになっちゃったな…








わたし───
白石あやめは学校の屋上からただぼんやりと街の景色を眺めていた。









「ー 卒業生はすぐに体育館に集まること ー」




そんな放送が遠くで聞こえるくらい…

誰もいなくて静かな屋上にはわたしの大切な居場所だった。










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